面積を表示(1) データタグ
面積を表示する方法は様々ですが、今回はVectorworks2019 からのデータタグを説明します。面積表示の構成は、今回データタグを説明し、次にスペースを説明します。いずれもVectorworksの機能です。最後にスクリプトで面積表示を作って見たいと思います。データタグは様々なことができるので、別で細かく説明したいと思います。
<データタグのメリット>
- 図形に連動してタグが変更される。
- 一括でタグ付けできる
- レコードなど幅広い
- 四角形が保持される。
<デメリット>
- Architect モジュールが必要(Fundamentals という製品では使えません + 10万円くらいです)
- Fundamentals の人とやりとりができない(相手が編集できない)
- 作り方がわかりづらい
データタグの作り方
1)データタグツールを選ぶ
とにかく作り方がわかりません。色々あると思うので、ここでご紹介するのは1つと思って下しあ。
Vectorworks2019でリリースされた機能ですが、「データタグを作成」という機能は恐らくありません。ツールセット>寸法・注釈>真ん中あたり 目立たないところに<データタグ>ツールがあります。
2)とりあえずデータタグを配置
データタグを選ぶと、データタグを配置できるようになります。ダブルクリックで配置すると線が配置されます。場合によっては何も配置されません。ただ、オブジェクト情報パレット上ではデータタグとなっています。
オブジェクト情報パレット>タグレイアウトを編集 から編集画面に入ります。
3)編集画面から動的テキストを作成
編集画面内>文字ツール>「面積」と記載(文字は何でもいいです)記載した後に 文字を選択>動的テキストを使用>タグフィールドの定義 ボタンを押します。
タグフィールドの定義 > データソース > 面積 > 定義に追加(これは必ず押してください!) で OKボタン
元の画面に戻ると、「0」と記載されています。先を選択してリンクする図形にカーソルを移すと赤くハイライトします。クリックを話すと、0が183m2 に変更になります。
これでレイアウト図形とデータタグが紐付けました。元図形が変更すると、データタグで表示されている面積も変更します。
まずは面積を表示させるタグを作るところまでです。説明が大変ですね。