CADを使いこなす

こんにちは !

インテリアといっても店舗や住宅、展示会やディスプレイなど色々な分野があります。

タイトルの「インテリアデザイナー」とは分野は問わず内装部分のデザイナーを指します。より多くのインテリアデザイナーにCADを使いこなして欲しいと思ってます。

Vectorworks と ライノセラス(グラスホッパー )を使って説明する予定ですが、どのソフトでも共通するよう説明したいと思っています。

CAD - Computer Aided Design -

CADは「コンピュータがデザインを支援する」という意味です。どのくらい支援してくれるかは、使い手であるユーザー次第です。

CADを作図道具からアシスタントへ

CADを使いこなすって、CADを作図道具から自分のアシスタントにする事と思ってます。作図道具のうちは書いて、消して、数えてを全て人力で行なってます。

アシスタントは色々な事をしてくれます。数や面積を数えてくれます。1箇所変更すると関連する事を変更してくれます。2Dを書くと3Dも作成してくれます。条件を入れると複数のデザインプランを作ってくれたりします。

CADに限らず、コンピュータの様々なソフトを使うのは2段階あります。

  1. 手でやってた事を、コンピュータで行う(どちらも人が行う)
  2. コンピュータが結果を出す仕組みを作る(CADで仕組みを作って、広い範囲をCADが行う)

Excelがなんかだと、1.は今までそろばんや電卓で行なっていた事を表計算ソフトとして使う事で

2.はマクロやVBA、データベースなどまで使ってExcel の業務範囲を拡張します。

CADのアシスタントのメリット

CADは人と違って、独立したり転職したりしません!今後人手不足が進んでいく中で、スタッフや外注の確保は段々難しくなっていきます。CADをアシスタントにする事で安定した業務につながります。

「CADも製品が変われば一から学習しなければいけない」と考える方もいるかも知れませんが、1つのソフトをアシスタント化すれば、CADソフトが変わっても直ぐに特徴を把握します。Vectorworksで数量計算できる人は、ライノセラスでも、AutoCADでも、Revitでも調べて数量計算できるのです。

例えば、モノの配置を複数プラン作る

例えばモノの配置プランを複数作ってみましょう。CADで配置するものはたくさんあります。椅子、ソファ、照明、造作・・・・それぞれ基準となる壁や柱があって、意匠上の制限によって修正がかかります。修正がかかってアシスタントの方に指示を出して図面を修正することもあるでしょう。

下の動画は ライノセラス / グラスホッパー で作った場合です。灯数や距離をスライダーで変えることで、複数のプランを可視化する事ができます。

基本が大事と思ってるので、基本を中心に応用まで説明したいと思ってます。

本サイトにスクリプトやファイルを掲載することもあるかと思いますが、商用利用はしないでください。

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