Vectorworks 初期設定 -アプリ設定 / ファイル設定 -
どんなソフトもですが、最初は画面周りの確認とソフトの設定を行います。ソフトの設定で大事な事は、「アプリの設定」と「ファイルの設定」がある事です。
アプリ設定は別ファイルでも引き継ぎますが、ファイル設定を別ファイルに引き継ぐことはできません。ファイル設定を別ファイルでも再利用したい時には、テンプレートとして始めることが必要です。
アプリの設定 - 環境設定 -
Vectorworksのアプリの設定は、ツール>オプション>環境設定 から行います。ここで行った設定はアプリに保存されるので、別のファイルを開いても引き継ぎされます。
色々設定があるので最初に見た方がよいです。例えば取り消し回数の設定です。デフォルトは20回が上限ですが、普通に操作してると20回ってすぐに上限に来てしまいます。
設定で100回まで変更可能のようですが、経験上100回にすると動作が遅くなる(キャッシュの影響?)気がするので、50回にしてます。
Vectorworks2021から環境設定の画面周りが変わってるので、2020以前は画像が異なります。
ファイルの設定
ファイル設定は幾つかあります。ファイル>書類設定>ファイル設定 画面タブのビューポートキャッシュを保存は、3Dを使う人は特にですがチェックを入れましょう。
チェックを入れてない場合は、ファイルを開く度にビューポートのレンダリングが必要です。
ファイル>用紙設定 から用紙の設定を行います。
テンプレート
ファイルの設定は、別ファイルを開くと再設定が必要です。毎回ファイルに設定するのは大変なので設定が多くなるとテンプレートとして保存しなければなりません。BIMとか設定が膨大な数となるとテンプレートで決まってしまいます。
テンプレート保存を行う場合はファイル>テンプレート保存です。
色々書きましたが、まとめは2つです。
- 設定はアプリの保存とファイルの保存がある
- ファイルの保存はテンプレート保存が重要
まずは各設定を見てみましょう。