面積を表示(6) スクリプトでタグを作成
Vectorworksはスクリプトでオブジェクトを作ることができます。図形を選択すると、<四角形><円><テキスト>などがオブジェクト情報パレットに表示されます。これがオブジェクトです。四角形は幅と高さで、円は半径で、テキストはフォントやサイズなどをパレットから変更できます。
スクリプトでできること
スクリプトではそれぞれ以下の通り作成できます(略称は多分です)。
<.vso>Vector Script Object(オブジェクト)
<.vsm>Vector Script Menu(メニュー)
<.vst>Vector Script Tool(ツール)
前回作成したスクリプトは、作成した後パレットから変更できませんでした。オブジェクトであれば、坪を表記するのか、エリア名をどうするのかなどを設定できます。
プラグインマネージャから作成
リソースマネージャでは無く、ツール>プラグインマネージャからvsoなどを作成することで、ファイルによらず常にスクリプトを実行することができます。
プラグインマネージャ > カスタムプラグインタブ > 新規ボタン から作成します。
細かな作成方法は別に紹介したいと思います。
vsoでは、選択した時にオブジェクト情報パレットで表示する内容を設定できます。細かな管理は必要ですが、これによりパレットで作成後に編集できるようになります。
.vso で面積タグを編集
- メニューから作成
- オブジェクト情報パレットからエリア名を設定
- m2 や 坪など表示内容を設定
- 図形が変わってもボタンから図形の中心に移動
- タグから対称図形を選択
- フォントやサイズを通常変更
まだ表示の更新やデザイン、エラーの対応などが必要なのでここから時間がかかります。
ただ、簡単なツールであればそれほど時間がかからず作成できますし、Fundamentals でも色々と応用的なことができるようになります。