目地 (2) テクスチャ Vectorworks 3D
前回に引き続き、目地について説明します。動画の中盤あたりです。
シェーダとは
シェーダー(英: shader)とは、3次元コンピュータグラフィックスにおいて、シェーディング(陰影処理)を行うコンピュータプログラムのこと。「shade」とは「次第に変化させる」「陰影・グラデーションを付ける」という意味で、「shader」は頂点色やピクセル色などを次々に変化させるもの(より具体的に、狭義の意味で言えば関数)を意味する。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ナビゲーションに移動検索に移動
専門的なことはわかりませんが、CGソフトウェア上で、決まったパターンで違和感無い表層を作成してくれるイメージです。画像を使った場合は、あくまで画像を繰り返すことになりますが、シェーダは補完できるので繰り返しのイメージがなくなります。
専門のCGソフトに比べるとVectorworksやライノセラスは少ないですが、それでも結構使えるのもあります。以前発光物の表現であるグローもシェーダです。
タイルシェーダ
テクスチャの編集画面から、色属性>タイルと設定します。タイルのパターンを選択できますが、一般的なタイルは<スクエア>を選びます。ただ、通常の目地であれば後ほど説明するレンガシェーダのほうが使いやすいです。
タイルの場合は色をランダムに扱うことができるので、モザイクタイルなどはタイルシェーダを使ったほうが雰囲気がでます。ただ、最終的には画像をダウンロードしたほうが良いでしょう。
あとサイズはタイル2枚分です。下の画像ではサイズ200になってますが、1枚100mmとなります。
目地の凹凸にはバンプ属性
目地の凹凸にはバンプ属性を使います。バンプ属性をタイルシェーダに変更して、目地やタイル面の高さを調整します。色属性でもタイルを使っている場合、目地幅は合わせるように注意しましょう。
次回はレンガシェーダについて。