目地(4) グラスホッパー レンガスクリーン

今回はグラスホッパーの話。以前Vectorworksの目地の表現でレンガテクスチャの説明をしました。

ただ、テクスチャってあくまで表層なので、立体的で奥行きのあるものは、いかにも「テクスチャ貼りました」感で安っぽくなりがちです。

例えばVectorworksでも、レンガテクスチャイメージマスクを使えばできない事もないですが...

Vectorworksのテクスチャで作成

後は面配列って機能もありますが、データが重くなる印象です。

グラスホッパーのパラメータ

レンガスクリーンは立体的なデザイン/設計段階のルートの変更/ピッチの変更が重要で、これらをグラスホッパーのパラメータで動的に変更できるようにします。グラスホッパーのNumberSliderで数値を変更し、ルートの「Curve」の変更はライノセラス上で編集します。

グラスホッパーでパラメータを変更

ライノセラスのオブジェクトをノードに格納

Curveのノードを選択 > Set one Curve > ライノセラス上のCurveを選択すれば、グラスホッパーのノードにライノセラスのCurveを格納します。マウス操作で完結するので凄く楽です。

グラスホッパーの各パラメータ

ビジュアルスクリプトも、一からオブジェクトを作るのは結構大変なケースが多々あり、サッとモデリングできたら、と思う時も度々です。

サブディビジョンやCGソフトのデフォーマのように、パラメトリックに変形できるのはオブジェクトとの連動や操作性が大事だと実感します。

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