ガラスのシートやフィルム Vectorworks 3D 

前回はガラスのテクスチャの話でした。ガラスのシートやフィルムは色々な名前がありますが、グラデーション関連のものの表現を説明します。

モデルの作り方

ガラスに貼るシートのモデル作成では、シートとガラスは別々に作成します。あと、シートとガラスは同面でなく、1mmほど離します。

平面図:ガラスとシートは1mm離す

同面にするとソフトがどちらを前に出すかで迷い、モヤがでます。必ず離しましょう。

透明属性のイメージマスク

シートの表現は透明属性のイメージマスクを使用します。

イメージマスクでは、色で透過させるところを識別します。バンプと同じですが白と黒で識別するのがわかりやすいです。

白黒画像をVectorworksで作る

テクスチャで使う白黒画像は、手っ取り早くVectorworksで作ります。

ドットのガラスフィルム

ドットのガラスフィルムの画像を白黒で作って、テクスチャに割り当てます。

透明属性>イメージマスク>カラーマスクの設定

カラーマスクの設定から、どの色を透過するか決定します。透過指定色から、透過する色を設定します。

グラデーションの注意点

ドットは白か黒かで透過を設定できます。純粋なグラデーションの場合は白と黒と段階を追ってのグレーがあります。ここでの注意点です。コントラストの設定を高くすると、白か黒になり輪郭がくっきりします。

グラデーションシートのように、徐々に透過率を下げる場合はコントラストを低くします。

レンダリング

これまでのプロセスを経てできたパースです。

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