発光(2) 行灯 Vectorworks 3D
前回に引き続き発光の表現について説明します。今回は行灯やモニターなどで、チャンネルサインと同様にテクスチャのグローを使います。また、テクスチャのサイズも重要なので確認ください。
Step1. 行灯の画像を準備し、3Dモデルを作成
行灯やモニターの画像を用意しますが、解像度は高めが良いかと思います。
3Dモデルは今回は円形の突き出しサインとしました。画像は正方形で保存しますが、円形として使用します。寸法は直径480(+20のフレーム)で作成しました。
Step2. テクスチャの作成 - イメージ -
リソースマネージャからテクスチャの作成します。一番上のイメージから用意した画像を選択します。
Step3. テクスチャの作成 - 反射のグロー -
前回同様、反射のグローから適当な数値を設定します。200とかにすると白飛びする可能性があるので100くらいが良いかと思います。
Step4. テクスチャのサイズ
画像をテクスチャで使用した場合、サイズが重要です。サイズは割り当て後、モデル毎に変更できますが、基本的にはテクスチャ内で設定しましょう。
テクスチャのサイズは左下で設定します。ここでの数値は盤面の幅になります。今回は円の盤面のため、直径である480を入力しますが、縦横サイズが異なる場合は横を入力しましょう。
右下のプレビューを480と入力すると480での見え方が確認できます。
Step5. テクスチャの割り当て 位置の設定
テクスチャをモデルに割り当てるのは、選択してダブルクリックするだけですが、思った位置になってないケースが多々あります。(Vectorworks2022で解消されるのかな?)
その時にはオブジェクト情報パレットのレンダータブから調整します。水平位置や垂直位置を0,0としたり、時には反転しているため、水平反転などを使いましょう。
この辺りに引っかかると、3Dが難しく思われると思います。最初は面倒でしょうが、慣れてくればすぐにでき流ので割り切って進めましょう。
レンダリング設定は前回と同様です。発光が表現されていることがわかります。