LGSの面積を拾うスクリプト
LGSの面積
数量を算出するときに、天井と床は図面から簡単に拾えるんですけど、壁となるとちょっと難しいです。これはいくつか理由があると思っています。
・壁が壁の芯(LGSとか)と仕上げが両面にある。
・且つ芯とは無関係に壁の仕上げの切り替えが生じる。
・壁の仕上げも下地(PBとか)と表層(クロスとか)に分かれる。
今回はLGSを簡単に拾うサンプルスクリプトのご案内です。
一旦定義してみる
上に書いている仕上げと下地の定義が人によって異なる(PBは下地!とか)ので、定義が必要となります(個人的なものです)
。
・壁の芯:空間と空間を分けるもの。多くは「部屋と部屋」「部屋と外部」を分ける。LGSとか
・下地:壁の芯の両面に取り付くもので、仕上げではないもの。PBとか
・仕上げ:壁の芯の両面に取り付くもので、表層にあるもの。クロスとか
RCやALCは素地の場合、は芯であり、仕上げでもあるぞ!とか色々細かな定義は必要ですが。大枠は以下のとおりとなります。
今回は壁の芯(LGS)を拾うスクリプトサンプル
下地の面積を拾うツール
1 ファイル 7.21 KB
ダウンロードして展開すると、線の集計.vso / 線の色分け.vsm という二つのファイルがあります。こちらをVectorworksのユーザフォルダ > Plug-In フォルダに入れて利用します。
Vectorworks2021で作成しているので、2022/2023は多分動くと思います(未確認です...)
利用までの流れは以下の動画を参考にしてください。