CADとPython 03 座標の扱い

CADで重要な座標の扱いについてご紹介しています。

全体像

pythonの作法として、タプルを使う、文字列表示、個々の座標の取り出しなどを説明しています。

そののちにVectorworksとRhinocerosのサンプル説明です。

Rhinoceros

シンプルに指定した座標に基準点を配置

# -*- coding: utf-8 -*-
import rhinoscriptsyntax as rs

x = rs.GetReal('X座標を入力してください', 100)
y = rs.GetReal('Y座標を入力してください', 100)
rs.AddPoint(x, y, 0)

マウスで座標を取得して、基準点を配置

# -*- coding: utf-8 -*-
import rhinoscriptsyntax as rs

# マウスでクリックした位置を取得
point = rs.GetPoint("クリックして点を配置")
rs.AddPoint(point)

Vectorworksの場合

Vectorworksはマウス操作の場合は、callback関数というのを使います。これは少し難しいので改めて。マウス操作と数値操作で座標の入力がある事を把握しましょう。

def callback(pt):
    vs.AlrtDialog(str(pt))
    vs.Locus(pt)
    vs.AlrtDialog('X座標は' + str(pt[0])+'です')
#callbackでマウス操作で決めたptの処理を行う。
vs.GetPt(callback)

#指定した座標に基準点を配置する
p = (100,100)
vs.Locus(p)

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